衣食住からアートブックまで、「暮らしの本屋」をテーマに、いつもの日常に彩りを加えてくれる本を取り揃えています

あ・うん
向田 邦子

¥704(税込)

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お客が来るから玄関の横の家の蜘蛛の巣を払う。分厚い爪は湯上がりに切る。ボーナスが出たら神棚に上げるのに踏み台を探す。たしかな人の生活があります。

古賀及子(『暮らしの本』より)

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つましい月給暮らしの水田仙吉と軍需景気で羽振りのいい中小企業の社長門倉修造との間の友情は、まるで神社の鳥居に並んだ一対の狛犬あ、うんのように親密なものであった。太平洋戦争をひかえた世相を背景に男の熱い友情と親友の妻への密かな思慕が織りなす市井の家族の情景を鮮やかに描いた著者唯一の長篇小説。

向田 邦子(1929-1981)
1929(昭和4)年、東京生れ。実践女子専門学校(現実践女子大学)卒。
人気TV番組「寺内貫太郎一家」「阿修羅のごとく」など数多くの脚本を執筆する。1980年『思い出トランプ』に収録の「花の名前」他2作で直木賞受賞。著書に『父の詫び状』『男どき女どき』など。1981年8月22日、台湾旅行中、飛行機事故で死去。

出版社: 文藝春秋
サイズ:240ページ / 文庫サイズ
発行年月:2003/8/1

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