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サボる哲学
栗原康

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万国の労働者よ、駄々をこねろ!

コロナ禍でさらに屈折する現代の労働倫理や規範意識。
「はたらかざるもの、食うべからず」。私たちはなぜ心身を消耗させながら、
やりたくない仕事、意味のない仕事に従事し、生きるためのカネを稼ぐのか。
社会からはいつでも正しい生き方や身の処し方が求められ、
もっと頑張れ、努力しろと急き立てられる。そこから逸脱すれば落伍者。そんな世界は正常か?
気鋭のアナキスト文人が、フーコーからグレーバー、
『古事記』から『鬼滅の刃』、果ては近所の野良猫までをも俎上にあげながら、
資本主義の絶対的な権力性を背景にした労働倫理を相対視し、
そこから踊るように抜け出す道を拓く。未来をサボれ!

栗原 康
東北芸術工科大学非常勤講師、政治哲学者。1979年埼玉県生まれ。専門はアナキズム研究。著書に『大杉栄伝~永遠のアナキズム』(角川ソフィア文庫)『はたらかないで、たらふく食べたい~「生の負債」からの解放宣言』(ちくま文庫)『村に火をつけ、白痴になれ~伊藤野枝伝』『アナキズム~一丸となってバラバラに生きろ』(岩波書店)『死してなお踊れ~一遍上人伝』(河出書房新社)などがある。

出版社: NHK出版
サイズ:286ページ 
発行年月:2021/7/12

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