二弐に2
らくだ舎出帆室
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和歌山県の山里で暮らしながら、喫茶室や編集、ライティング、出版などを営んでいる千葉貴子と千葉智史による『らくだ舎』が、「200年という時間軸で物事を捉える」をテーマに発行した書籍。
短期的、短絡的な利益追求、僅かな差異ばかりに価値を見出そうとしてしまう現代社会において、もっと長期的な視座を得ることが、人間らしく豊かに生きるためには必要なのではないかという切実な問いのもと、詩人、歌人、エッセイスト、思想家、ライターなど様々な執筆陣が綴った文章を編纂した1冊。
できるだけ「時間をかけないこと」が良しとされる現代。しかし、そのせいでこぼれ落ちてしまっている大切なことがたくさんあるのではないか。私たちの歩みをもう一度、丁度いい速度に緩めるために、想像がなんとか及びそうな200年後を考えてみる。
装画はshunshun。
《目次》
・こわれたとけい/すいげん/未来(石原弦)
・ひなたぼっこ(大西文香)
・二〇〇年の射程を捉える(千葉貴子)
・いま、ここ、にいる責任ーー抱樸をたずねて(千葉智史)
・イマジンを聴きながら(モリテツヤ)
・「これからの私たちの本」をつくる(高松夕佳)
・「生きること」を問い直す三冊(青木真兵)
・夜を渡っていくために(柞刈湯葉)
・物語の重なり(しいねはるか)
・辺境から考える「脱成長」(トンガ坂文庫/Youth Library えんがわ/らくだ舎)
・家庭内運動からSakumagというコレクティブへ(佐久間裕美子)
・西木根(石原弦)
・集う、信じる、生活を共有するーーゴーバルで見つけたこと(千葉智史)
・コミュニティと継承と(柳楽光隆)
・私の今日/わたしの今日(柴田葵)
・簡素と永遠(高村友也)
・山里思考(千葉智史)
・のんびり魂(畠中悠子)
・おわりに(らくだ舎出帆室)
出版社: らくだ舎出帆室
サイズ:312ページ/156mm×217mm /ハードカバー
発行年月:2023年9月30日