学校の枠をはずした:東京大学「異才発掘プロジェクト」の実験、 凸凹な子どもたちへの50のミッション
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当たり前の枠をはずしたら、欠点こそが才能になる。
大人も受けたい東大の授業。「自分らしく生きたい」すべての人へ。
NHK「SWITCHインタビュー 達人達」、FNSドキュメンタリー大賞候補などで話題のプロジェクトが初の書籍を刊行
画一的な学校にはなじまないけど、突き抜けた「好き」を持つ子どもたちに学びの場を提供してきた、東京大学「異才発掘プロジェクトROCKET」の実践をまとめた1冊。300を超えるプログラムから厳選した豊富な実例をもとに、凝りかたまった頭をときほぐし、わくわくする学びを生み出すしかけを紹介します。
平田オリザさん、山崎直子さん、猪子寿之さんなどROCKETの活動を応援する各界のトップランナー34人の講義や言葉もコラムに収録。先生、お子さんのPBL・探求型学習に役立つヒントも掲載。
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養老孟司さん(解剖学者、本書にも登場)
「異能を育てる。教育における画期的な試行のレポート。本当に好きなことを続けたら、人生は生きるに値するとわかるはずです」
山崎亮さん(コミュニティデザイナー、関西学院大学教授)
「くやしい!! 僕にも大切な授業だなぁと思いました。というか、僕が子どもの頃に受けたかった授業! あるいは、僕もこのプロジェクトに関わりたかった!と思わせるプロジェクトばかり」
井上志音さん(灘校国語科教諭)
「目標ベースの学校教育の枠組みが、生徒の学びに向かう力を減退させることがあるという現実は、現職の一人として厳しいものがあります。ただ、この本には私たちが現状から立ち上がり、前を向いていくためのヒントが隠されています」
ROCKET1期生の母親
「親の責任も社会の常識も一旦置いて、ただ1人のファンとして、ただ息子を好きだという気持ちを大切にしたいと思えた」
宮台由美子さん(代官山 蔦屋書店 人文コンシェルジュ)
「効率追求・目的重視、ググれば正解の時代に、凸凹の彼らがスマホやタブレットを持たず、時間をかけ人に聞いたり自らの手や足を使って体験し、知識や思い込みをぶち壊していく学びの実践が抜群に面白い」
岩佐さかえさん(二子玉川 蔦屋家電 衣コンシェルジュ)
「ここにあるのは、美談ではなく、成功体験だけでもない。時に受けとめたり、またはつき放したり、壁となって立ちはだかる。ついつい守ることばかり考えてしまいがちな大人たちに、大切なことを教えてくれます。生きづらさを感じたことは誰しもがあるはず。『居場所は必ずある』と信じたい全ての方におすすめしたい1冊です」
出版社: どく社
サイズ:192ページ 12 x 1.4 x 18.8 cm
発行年月:2021/4/20