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「ほんとのこと」は、親にはいえない
木村泰子

¥1540(税込)

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ほめる、しかるを「問いかけ」に変える。
みんなの学校(大阪市立大空小学校 )の初代校長による、親と子のコミュニケーション論。
「いつも怒ってしまう」、「反抗的な子の態度に、どう接すればいいかわからない」など、子どもとの関係に悩む大人に読んでほしい一冊です。

45年間教育の現場でたくさんの子どもたちと対話を重ねてきた木村先生。
対話とは、「自分と意見の違う相手の考えを受け取って、自分のものでも相手のものでもない新しい考えをつくっていくこと」と先生は言います。
対話の目的は何なのか、どうすれば対話が成立するのか。
子どもとの関わり方で大切なことを伝えます。

【目次】
●第1章 子どもが親に忖度するとき
・目の前の子どもに「教えてもらう」
・子どもは弱者だから忖度する
・不登校は子どものせいではない
・イライラを言葉にできない未熟な存在
・困らせる子なんていない、困っている子ばっかり
・最初の言葉は「大丈夫」?
・ナナメの関係は、なんとなく守ってくれそうな他人
・「暗い不登校」を「明るい不登校」に
・忘れ物をする子に説教しても意味がない
・友達に暴力をふるわなくなるとき
・自分の学校を、自分がつくる

●第2章 「上から目線」では届かない
・「対話」と「会話」は違います
・親が子どもを育てようとしたらアカン
・「宿題をしなさい」と言うのをやめる
・安心したら本音の言葉を話してくれる
・親子の関係性にもリハビリが必要
・子どもを主語にして問いかける
・一瞬会っただけのおばちゃんに
・「うちの子は発達障害ではありませんか」
・ほめて育てれば自己肯定感は育まれる?
・コロナ禍の親の姿に子どもは学ぶ
・感情的になったら子どもは見えない

●第3章 なんのために学校に行くの?
・ありのままの自分を出せる場所
・オンラインでできるのは「想定内」の学び
・主体性を身につけることが自分の命を守る
・「あなたはどう思う」?非認知能力を育む学校
・失敗をくり返して自分の言葉を獲得する
・合理的配慮はずるい?
・子どもの10年先を想像してかかわる
・子どもがみずから命を絶つとき
・反省はしない。「やり直し」で成功体験に変える
・「ふつう」という同調圧力
・自分が変われたとき、自尊感情がぐんと上がる
・子どもを守ることは地域を守ること

木村泰子
大阪府生まれ。武庫川学院女子短期大学(現武庫川女子大学短期大学部)卒業。大阪市立大空小学校初代校長として、「すべての子どもの学習権を保障する学校をつくる」ことに情熱を注ぐ。その取り組みを描いたドキュメンタリー映画『みんなの学校』は話題を呼び、劇場公開後も各地で自主上映会が開催されている。二〇一五年に四十五年の教職暦をもって退職。現在は、全国から講演会、セミナー等に呼ばれ、精力的に各地を飛び回り、学び続けている。

出版社: 家の光協会
サイズ:192ページ 18.8 x 12.8 x 1.4cm
発行年月:2021/3/17

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