衣食住からアートブックまで、「暮らしの本屋」をテーマに、いつもの日常に彩りを加えてくれる本を取り揃えています

OUT OF SIGHT!!! Vol.3 地域と芸術祭、あの前後(別冊 台湾編)

¥2200(税込)

商品サイズ1:2冊まで 送料220円〜

¥12,000以上の購入で送料無料

送料についてはこちら

cartこの商品についてお問い合わせ

今号の特集テーマは「地域×芸術祭」。

ANTENNAをスタートさせた時より、ずっと大切なテーマの一つとして掲げてきた「ローカリティ」を切り口に、そうしたものが昨今各地で盛んに行われている「芸術祭」によってどのような変化を起こしてきたのかに目を向けます。今号は、より広い視野でその変遷を捉えていくために、「日本編」と「台湾編」を発行する予定です。(肝心の日本編がまだなのに!)今回のリリースは、別冊となる「台湾編」となります。

特集として、民族(客家)をテーマとした芸術祭である「ロマンチック台三線芸術祭」の取材、及びキュレーターや参加アーティストへのインタビューと、中国とわずか20kmの最前線にある「馬祖国際芸術島」をレポート。

加えて、長らく台湾で暮らしてきた岩切澪さん、栖来ひかりさん、永岡裕介さん、新田幸生さんにそれぞれの視点からローカルな台湾と、アートとの関わり方を切り取っていただきつつ、台湾の芸術祭を近いところで見てきた林苡秀と、羅健宏という二人の書き手にその景色の変遷を聞きました。その他、〈汽水空港〉モリテツヤさんがどのように台湾に出会ったかの話や、太台本屋 tai-tai booksさんによる台湾の暮らしと芸術にふれるための書籍紹介を掲載しています。

【目次】
08_「地棲族」としてもがきあらがう、台湾の地域国際芸術祭
文:栖来ひかり/イラスト:髙橋あゆみ

13_特集01:超広域芸術祭、ロマンチック台三線芸術祭とはなにか

14_ロマンチック台三線芸術祭への旅路 – その道は境界線で、あわい –
文:堤大樹/写真:岡安いつ美

18_アートキュレーター、エヴァ・リンからの誘い
文:堤大樹/写真:岡安いつ美

25_今を生きる客家と、その声
文:大城咲和/写真:堤大樹

28_発掘のデザインロードトリップ
台湾のクリエイティブチーム・bitoが手がける「アートフェスティバル」のデザインのつくり方
文/写真:岡安いつ美

30_出展アーティスト一問一答 – 土着的な歴史を探求する、リャン・ティンユーの場合 –
文:梁廷毓

32_出展アーティスト一問一答 – クィアな写真家、マンボー・キーの場合 –
文:登曼波

37_山を歩き、川をゆく 身体で識る、芸術祭 キュレーター、ゴン・ジョジュンの仕事
文:岩切澪/写真:courtesy of 龔卓軍

46_編集部メンバーが行ってみたい – 台湾芸術祭マップ –
文:大城咲和

50_芸術祭と、その手前にある無数の日常について – 新田幸生に聞く、台湾、舞台芸術の芽吹き –
文:堤大樹

58_特集02:馬祖国際芸術祭、不穏な歴史と5つの島

59_「予期されざる客」として、最前線の島に何を思う?
文:新原なりか/写真:岡安いつ美

68_この島は経過の中にある – 出展アーティスト・髙橋匡太に聞く馬祖国際芸術島の景色 –
文:堤大樹/写真:岡安いつ美・mito murakami

75_芸術祭はなにを生かすのか? – 台湾東部の海岸線、豊かなランドスケープを通じて –
文:林苡秀

78_草の根的活動と、その生計 – Node Creative、花蓮での願い –
文:羅健宏

82_移民、そして昨今の文化の形成について
文/写真:永岡裕介

86_太台本屋 tai-tai booksが選ぶ! – 台湾の暮らしと、芸術にふれるための9冊 –
文:太台本屋 tai-tai books 店員K

91_日本と台湾の田舎を行ったり来たりして謎の文化を育みたいのです – 私はこうして台湾に出会った 汽水空港・モリテツヤと台湾 –
文:モリテツヤ

出版社: ANTENNA・PORTLA編集部
サイズ:A5 96ページ
発行年月:2023年11月

関連する商品

ページトップへ