珈琲の建設
オオヤミノル
¥1870(税込)
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野蛮なエスプリと高邁な屁理屈で語り尽くす、珈琲の技法、美味しいの境界線、喫茶店という文化。読むものを挑発し、苛立たせる、堂々巡りの「反=珈琲入門」。「ドリップなんてする必要ない」、「味には一点など存在せず「間」があるだけ」、「味なんか三流でもサービスがいいところを選ぶ」、「資本は常に「美味しさ」のた めに資本を投下するわけではない」、「お料理とか味とかって形而上と言われる世界と一緒で、複雑だからこそ素晴らしい」などなど、挑発的で、鮮やかなアフォリズム満載の独り語り。答えではなく思考を、誰かが決めた価値観ではなく、価値を共有するコミュニティを。コーヒーの本を装った思索の書。
写真はキッチンミノル、デザインは仲村健太郎。2017年の刊行以来、長らく品切れ状態が続き、数多くお問い合わせをいただいていたタイトルがついに新装復刊。
(誠光社のウェブサイトより)
出版社: 誠光社
サイズ:13 x 0.8 x 18 cm 96ページ
発行年月:2023/2/5