IN/SECTS vol.16

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今号のインセクツでは、全国津々浦々(少し海外もあり)のブックメーカーたちがドドンと紹介されていて、地元の書肆侃侃房さんも登場しています。日頃からお世話になっている本の作り手の方たちのお顔を拝見できたことが、わたしはひそかに嬉しいです。
きっと本書に書かれていることは、本づくり以外にも当てはまると思うのですが、「小さい」チームの魅力が伝わる内容だと感じました。もちろん小さいことだけが良いわけじゃなくて、誰といっしょにどんな本をつくるのか、どなたも心をときめかせながらお仕事をされていてとってもいいなぁと。
小さく本をつくることにたどり着いた方たちの言葉は、これからの働き方や作ることを考えるときのヒントとなりそうです。

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インセクツ16号は、私たちが日々行っている「本をつくる」を特集します。と言ってもHOW TOではなく、今、私たちの目に映る快活に小さく本をつくる出版社やチーム、そして個人の皆さんに多数、登場いただいています。　業界全体の売り上げは下がっているにも関わらず、インセクツ周辺から聞こえてくる元気な声。そんなブックメイカーたちに着目し、今号では、「本をつくる」行為そのものから、売り場、コミュニティ、販路や、なぜつくるのか？についても、さまざまな人たちと話し、考えを交換してみました。　小さくつくれば上手くいく、というほど簡単なものではありませんが、この空間的にも地域的にも自由を得たインディペンデントな面々の活動をお楽しみください。

●地方発がおもしろい出版文化は空間的自由を得た?!
　Kilty BOOKS／mmbooks／　さりげなく／真鶴出版／どく社／　fuプロダクション／風旅出版
●レーベルって楽しい!!　三輪舎／夏葉社／ミシマ社
●装丁家・矢萩多聞さんと、　
本づくりがしたい！
●ゆnovationのZINE探訪
●バーバリアンブックスの歩み
●注目のZINE Shop New Open!　Dig a Hole Zines
●本づくりからその先へ。　リソグラフの可能性
●田岡和也による、　
手づくり本のススメ。
●漫画スケラッコさんの本づくり
●潜入コミティア66
●放火書房嶋田さんとサシ飲み　ひとり出版社の孤独とこれから
●ようこそ、大阪へ！　
ジャカルタの出版社
●編集部が注目する　
出版社／チームカタログ72