衣食住からアートブックまで、「暮らしの本屋」をテーマに、いつもの日常に彩りを加えてくれる本を取り揃えています

スペクテイター〈49号〉自然って何だろうか

¥1100(税込)

商品サイズ2:送料220円〜

¥12,000以上の購入で送料無料

送料についてはこちら

cartこの商品についてお問い合わせ

特集:自然って何だろうか
人類の活動が、自然の回復力を超えて地球全体に影響を与え始めた時代=人新世に突入!?
価値転換の時代、自然への対応をめぐっても各方面で様々な議論が交わされるようになりました。
 *温暖化は人工的に防ぐことが可能?
 *外来種は敵か? 味方か?
 *火力の代わりに原子力を活用すべき?
 *自然環境を守るためにマンモスを復活!?
理想の自然の有り様については、個人ひとりひとりが自由な意見を述べ合うことが重要。だけど、そもそも自然って何だろうか…。ならば、“自然の起源”を振り返ることから始めてみよう!
キリスト教の自然観から『森の生活』ヘンリー・ソローの自然の定義、エコロジー運動の誕生まで。時代と共に移り変わる自然観の由来と系譜を、マンガをつかってやさしく解説。
識者の自然観にも耳を傾けながら、自然とは何かを掘り下げます。

【内容】

◆『地球の論点』とエコモダニズム
構成・文/桜井通開 挿画/川勝徳重
・地球の論点と自然観の変遷ーーーこの本をいま、再読する理由
・まず『WEC』と『WED』を比較してみた
・『地球の論点』を読む(都市は「グリーン」である/原子力は「グリーン」である/遺伝子工学は「グリーン」である/ジオエンジニアリングは「おそらく必要」である)
・「エコモダニズム」とはなにか?
・エコモダニズム・ブックガイド(『宇宙船地球号操縦マニュアル』『「自然」という幻想』『バイオパンク』『地球を「売り物」にする人たち』『DRAWDOWN ドローダウン』 『合成テクノロジーが世界をつくり変える』『MORE from LESS モア・フロム・レス』『ノヴァセン』『LIFE CHANGING』『絶滅動物は甦らせるべきか?』『フードテック革命』 『気候を操作する』『地球の未来のため僕が決断したこと』『グリーン・ジャイアント』『5000日後の世界』)

◆マンガ 人は自然をどうみてきたか?
作画 関根美有  原作 赤田祐一(編集部)
キリスト教の自然観/楽園をきりひらいた人たち/ロマン主義者の自然観
自然保護のはじまり/生物多様性のめざめ/サイレント・スプリング
ピープルズ・パーク事件/エコロジー運動の夜明け

◆『地球の論点』とエコモダニズム
スチュワート・ブランド『地球の論点』を読み解く
テーマ=都市/原発/遺伝子工学/ジオエンジニアリング
エコモダニズムとはなにか?/エコモダニズム・ブックガイド

◆ロングインタビュー 三人に聞く 私たちの自然観
内山節 哲学者と考えた「自然と人間の関係」
坂田昌子 ネイチャーガイドから教わった「生物多様性の意味」
能勢伊勢雄  ライヴハウス・オーナーに聞く「自然をどうとらえるべきか」

出版社: 有限会社エディトリアル・デパートメント
サイズ:177ページ
発行年月:2021年12月30日

関連する商品

ページトップへ