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また 果てしのない本の話

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「一刻も早く読みたい新刊があるのだが、緊急事態宣言下なので近所の書店はみな休んでいる。ウェブ書店を探すと、
どこも売り切れだった。仕方がないから家にある本を再読することにした。」(本文より)

『HUgE』でスタートした連載「果てしのない本の話」は、『& Premium』に引き継がれ現在も続いている長期連載です。 これまで『果てしのない本の話』、文庫サイズの私家版『続 果てしのない本の話』、『続々 果てしのない本の話』の三冊 にまとめられてきましたが、いよいよ四冊目『また 果てしのない本の話』として単行本化されます。 何かを読むとどこかに行きたくなる、書評とも違うこのブック・エッセイ。どこかに行くことが許されなかった時期に書か れた今回のそれは、これまでとは違う雰囲気の本に仕上がっているように感じられるかもしれません。 恒例の巻末に収録される書き下ろし部分は、小西康陽氏をゲスト執筆者に迎えた、レコードについてのエッセイです。

著者プロフィール
岡本 仁 Hitoshi Okamoto 編集者。 1954年、北海道生まれ。マガジンハウスにて『ブルータス』『リラックス』などに携わったのち、 〈ランドスケーププロダクツ〉の“カタチのないもの担当”に。主な著書に『果てしのない本の話』(本の雑誌社)、 『ぼくの東京地図』『また旅。』(ともに京阪神エルマガジン社)、『HERE TODA』(芸術新聞社) 『ぼくのコーヒー地図』(平凡社)。等がある。『& Premium』(マガジンハウス)にて「果てしのない本の話」、 『暮しの手帖』にて「また旅」を連載中。

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