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八百屋とかんがえるオーガニック
高橋一也

¥1760(税込)

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「オーガニック」という言葉やイメージは、暮らしのいろんなところで「展開」されています。八百屋である著者の視点から食や農の姿を“感じる"ことで、もっと気持ちよく、思考が自由になります。自分自身の腑におちる「オーガニック」を見つけるための、一冊です。

【目次】
○1章:古来種野菜と話をしよう
オーガニックってなんだろう?/古来種野菜の春夏秋冬/わたし、の中のオーガニックを考える。/warmerwarmerという八百屋/古来種野菜の造形美/僕たちに多くの学びをみせてくれる存在/種から育つ古来種野菜/食い止めておく、という流通/花咲く古来種野菜/多様性という視点

○2章 古来種野菜が教えてくれること
オーガニックという言葉の多様な世界/オーガニックかもしれないし、そうじゃないかもしれないけど/そのはじまりは、メモ。/うずまく時間への 多様性を感じている/自分の言葉で綴ってきたからこその、景色。/warmerwarmerを構築する、感じるオーガニックとは/生きとし生けるもの、の「願い」や「営み」/あれ? 種から育つ野菜ってなんだろう?/種が旅をするスケールを感じよう/自然界の「種」について「人」が決めていることがある。/そのルールの中に、いない、僕ら「/僕らが持ちうる感覚を、自分自身が最大限に感じること」/食い止めておく、という流通/僕らは、これしか言えないんです/手仕事と機械化/八百屋が議論すべきは「農」と「農業」/僕らが願う、手仕事から芸術へ/世界が憧れてきた日本人の暮らし、その小さな知恵や工夫の積み重ね/日本人の自然観が世界に影響を与えてきた時代

○3章 未来に繋げるオーガニック。だから古来種野菜を食べてください。
僕らはF1種の野菜を食べてきたのだから/古来種野菜と一緒に時を食べるおいしさを届けています/四季折々の古来種野菜を紹介!/古来種野菜のおいしさは最強だよね、って食べるたびに思っている/古来種野菜のSHORT STORY

○おわりに
今、見ているちょっと先のこと。/だいたい、八百屋というのはおしゃべりです。

高橋一也
1970年生まれ。高等学校卒業後、中国上海の華東師範大学に留学。その後(株)キハチアンドエス青山本店に調理師として勤務するなか「有機野菜」と出逢う。1998年に自然食品小売業(株)ナチュラルハウスに入社。アメリカ「ホールフーズマーケット」ドイツ「ベーシック」等をベンチマークし、世界のオーガニック事情を捉えながら、同社の事業を無添加食品事業からオーガニック食品への切りかえに推進、店舗統括、販売企画、商品部青果バイヤー等の業務から取締役へ就任。売上高50億円の会社経営に携わる。 2011年3月の東日本大震災をきっかけに、同社取締役を辞任。warmerwarmerとして独立。古来種野菜(固定種・在来種)の販売事業の構築、有機農業者支援、次世代のオーガニック市場の開拓を目的にwarmerwarmerとして独立。日本全国の有機農業生産者、有機農業関連団体と連携しながら、固定種・在来種野菜の普及事業、有機農産物のプロモーションのプロデュース、有機JAS認定検査員など、オーガニック市場を構築するために邁進中。講演会への登壇、独自コンテンツ企画など。著書に『古来種野菜を食べてください。』(晶文社)がある。

出版社: アノニマ・スタジオ
サイズ:160ページ 
発行年月:2019/6/14

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