衣食住からアートブックまで、「暮らしの本屋」をテーマに、いつもの日常に彩りを加えてくれる本を取り揃えています

愉快のしるし
永井宏

¥2420(税込)

商品サイズ1:2冊まで 送料220円〜

¥12,000以上の購入で送料無料

送料についてはこちら

cartこの商品についてお問い合わせ

信陽堂が出版社として発行する最初の本です。

エッセイでも詩でもない、季節のめぐり、思索のあと、日々の暮らしの中で五感を開いて拾いあつめた小さな欠片。
永井宏さんが亡くなる直前まで書き続けたそれら「友人のような言葉」すべてを一冊にまとめました。

葉山にある「SUNSHINE+CLOUD」1995年のオープン当初から作りはじめられたカタログは年に2回発行されていて、現在52号。そのうち永井さんが担当した1号から2011年春の33号までのテキストをまとめた1冊です。
カタログといっても、モノクロームの商品写真と短いテキストで構成されたシンプルなもの。紹介されるのは1ページに基本はひとつのアイテムだけというミニマムさ。商品説明やいわゆるコピーがある訳ではなく、そのバランスに海の近くで暮らす人たちのゆったりした生活感がにじむようです。

「BRUTUS」の編集者として、美術作家として、会社早くに辞め、海辺の町の小さなギャラリーのオーナーとして、文化と人とを繋げてきた永井さんの軽やかで味わい深い文章。ぱっと開いたページからなんとなく読んでいるだけでもとても心地のいい空気感に包まれるようです。

永井宏
美術作家。1951年東京生まれ。70年代より写真、ビデオ、ドローイング、インスタレーションなどによる作品を発表。80年代は雑誌『BRUTUS』などの編集に関わりながら作品を発表した。1992年、神奈川県の海辺の町に転居。92年から96年、葉山で生活に根ざしたアートを提唱する「サンライト・ギャラリー」を運営。99年には「サンライト・ラボ」を設立し雑誌『12 water stories magazine』を創刊、2003年には「WINDCHIME BOOKS」を立ち上げ、詩集やエッセイ集を出版した。自分でも旺盛な創作をする一方で、各地でワークショップを開催、「誰にでも表現はできる」とたくさんの人を励まし続けた。ワークショップからはいくつものフリーペーパーや雑誌が生まれ、詩人、作家、写真家、フラワーアーティスト、音楽家、自らの表現として珈琲焙煎、古書店、雑貨店やカフェ、ギャラリーなどをはじめる人などが巣立ち、いまもさまざまな実験を続けている。

出版社: 信陽堂
サイズ:496ページ
発行年月:2020/12/22

関連する商品

ページトップへ