衣食住からアートブックまで、「暮らしの本屋」をテーマに、いつもの日常に彩りを加えてくれる本を取り揃えています

柚木沙弥郎のことば
柚木沙弥郎/熱田千鶴/木寺紀雄

¥2200(税込)

商品サイズ1:2冊まで 送料220円〜

¥12,000以上の購入で送料無料

送料についてはこちら

cartこの商品についてお問い合わせ

いつからはじめたっていいんだよ。
僕だって物心ついたのは
80歳になってからなんだから。
ー染色家・柚木沙弥郎

98歳の今も第一線を走り、年々モダンな民藝、
染色作品をつくり続ける柚木沙弥郎。
柚木を長年取材しつづける編集者・熱田千鶴
だからこそ書ける、柚木の思い、信念、ことばを
編んだ、柚木初の「ことば」の単行本。

現代の民藝第一人者である染色家・柚木沙弥郎さんは、98歳になる今でも現役で作品をつくり続け、展覧会も数多く開催されている。
その作品は伝統的なものからモダンなものまで、昔からのファンだけでなく新たな若い人までもその作品に魅了されている。
そんな柚木さんの含蓄のあることば、信念に満ちた思いは、民藝や染色に興味があるひとはもちろん、そうでない人にも、生きることへのヒントになるような金言がたくさんある。
本書ではそうした貴重なことばをまとめて紹介する、初の「ことば」の本です。

<目次>
柚木沙弥郎のことば
口絵︱染色作品を中心に
はじめのあいさつ 柚木沙弥郎
はじめに 熱田千鶴
98歳の今思うこと
柚木沙弥郎をひもとく
民藝
仕事と作品
アート
暮らし
パリ
口絵︱ドローイングやスケッチを中心に
再録
日々のつれづれ
あとがき 熱田千鶴
おわりのあいさつ 柚木沙弥郎

柚木沙弥郎(著者)
1922 年、東京都生まれ。染色家。
民藝運動の提唱者、柳宗悦との出会いを機に、後の人間国宝となる染色工芸家・芹沢銈介に師事する。
20 代半ばより染色家として活動をはじめ、以来、70 年以上にわたり日本における型染めの第一人者として、現在に至るまで制作を続ける。
染色以外にも版画、絵本、立体、切り絵などさまざまな分野で制作を手がけ、これまでに国内外、多数の展覧会で作品を発表。
2008 年、86 歳のときに初となるパリでの個展を成功させ、以降3 年連続開催となる。
13年、世田谷美術館で「柚木沙弥郎 いのちの旗じるし」展を開催、
14 年にはフランス国立ギメ東洋美術館に作品が70 余点収蔵される。
18 年、日本民藝館で存命作家の個展は43 年ぶりという「柚木沙弥郎の染色 もようと色彩」を開催。
19 年、神奈川県立近代美術館 葉山館で「柚木沙弥郎の『鳥獣戯画』」、
20年、イデーショップにて新作リトグラフ展 “Swing Slow, Sweet Sammy !" を開催。
同年、エースホテル京都のアートワークを手がけ話題を集めるなど、現在も現役で創作に励んでいる。

熱田千鶴(著者)
1975 年、埼玉県生まれ。編集者。SELF-TITLED PRESS 主宰。編集プロダクションを経て独立。
講談社『FRaU』やスカイマークエアラインの機内誌『MARK』のディレクション、マガジンハウス『&Premium』の編集など、旅やライフスタイル系メディアを中心に、雑誌、書籍、web などの企画、編集、執筆に携わる。
主な書籍に『LIFECYCLING』(PIE International)、『柚木沙弥郎92年分の色とかたち』(グラフィック社)など。

木寺紀雄(写真)
1974年、神奈川県横須賀生まれ。写真家。
役所勤務、スタジオマンを経て、ホンマタカシ氏に師事。
2001年、独立しフリーとなる。雑誌広告、CM等で活動中。
出展した主な展覧会に、東京コンテンポラリーアートフェア、Bridge Art Fair New York、アートフェア東京、jicca、写真展“meisje woud/メイシェ ワウド"、hole、リサ・ラーソン展“CRAFT,LOVE,LIFE"、おじいちゃん。おばあちゃん、僕の中で古くなった風景シリーズ I、DENMARK、“MUJI is enough" by SAMIRO YUNOKI展 柚木沙弥郎写真展、しろとあかりといろ、柚木沙弥郎 新作リトグラフ展、INU、Another Eye 、dieci POP UP SHOP “Daily Plus" など多数。
受賞歴にJR東日本交通広告グランプリ・グランプリ、新聞広告・大賞など。
出版に『リサ・ラーソン作品集』『おじいちゃん。おばあちゃん。』(以上PIE International)、「柚木沙弥郎 92年分の色とかたち』『柚木沙弥郎との時間』(グラフィック社)など。

出版社: グラフィック社
サイズ:192ページ 18.8 x 12.8 x 2.5 cm
発行年月:2021/2/8

関連する商品

ページトップへ