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ぼそぼそ声のフェミニズム
栗田隆子

¥1980(税込)

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就活・婚活、非正規雇用、貧困、ハラスメント、#MeToo……
現在の社会が見ないようにしてきた問題を、さらには、それと闘うはずのフェミニズム理論や社会運動からすらこぼれ落ちてきたものを拾い集めて、つぶやき続ける――〈私〉が、そして〈あなた〉が「なかったこと」にされないために。
「弱さ」と共にある、これからのフェミニズムのかたち。

栗田隆子
1973年生まれ。大阪大学大学院で哲学を学び、シモーヌ・ヴェイユを研究。その後、非常勤職や派遣社員などのかたわら、女性の貧困問題や労働問題を中心に新聞・雑誌等で発言。
2007年から雑誌『フリーターズフリー』を編集委員の一員として3号まで出版。
2008年、「女性と貧困ネットワーク」呼びかけ人となる。2014年~2017年、「働く女性の全国センター(ACW2)」代表。
共著に『1995年――未了の問題圏』(大月書店、2008年)、『フェミニズムはだれのもの?――フリーターズフリー対談集』(人文書院、2010年)、『高学歴女子の貧困――女子は学歴で「幸せ」になれるか?』(光文社新書、2014年)。

出版社: 作品社
サイズ:224ページ 
発行年月:2019/5/30

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