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戦争日記―鉛筆1本で描いたウクライナのある家族の日々
オリガ・グレベンニク/奈倉 有里/渡辺 麻土香/チョン・ソウン

¥1595(税込)

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オリガはスーパーに行く。そこには「やたらと高いマカロニと調味料程度しか」残っていないと綴られている。何という「暮らし」のことばなのだろう。

永井玲衣(『暮らしの本』より)

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ウクライナの絵本作家が侵攻直後から鉛筆1本で描いた、
戦禍のドキュメンタリー。

ロシアがウクライナに軍事侵攻した2月24日。
著者はその日からマンションの地下室での避難生活が始まり、
そしてハリコフ(ハルキウ)から西部の街リヴォフ(リヴィウ)を経て、
ブルガリアまで逃れていく過程を絵と文章で綴った。

韓国の出版社が書籍化すると世界で大きな反響があり、
日本でもNHK「おはよう日本」(6月6日放送)で紹介された。
現在、世界数カ国で出版が決定している。

戦争によって破壊された日常、別れなければならない家族、恐怖との戦い……
心に迫る絵と切実な文章で綴られた、今こそ読まれるべき一冊。
ロシア語監修/解説:奈倉有里

本書の売上1冊につき100円をウクライナ赤十字社に寄付します。

(本書より) 「子どもたちの腕に名前と生年月日、そしてわたしの電話番号を書いた。 万が一、死んでしまっても身元が分かるように。」

「ねぇ、どう思う? 戦争中でも、わたしのたんどーび(誕生日)ってあるのかな?」(娘の言葉より)

「私の生きてきた35年をすべて捨てるのに、猶予はたった10分しか与えられなかった。 母親を、家を置いて。わが子たちのために」

「リヴォフ(リビウ)、別れの街。夫と別れなければならない地点。夫は国境を越えることができなかった。 男性たちは国外に出ることはできない」

【黒柳徹子さん推薦!】
「鉛筆一本もって地下室に避難し、戦争と二人の子どものことを描き続けるウクライナの絵本作家。走り書きのような絵と文章は、差し迫った彼女の心が表れている。今までなかった戦争日記!」

【著者オリガさんの言葉】
わたしがこの日記を書くのは「戦争反対!」と叫ぶためである。
戦争に勝者はいない。そこにあるのは血、破壊、
そしてわたしたちひとりひとりの心の中に出来た大きな穴だけだ。
わたしは民族で人を分けない。人を定義するのは、民族ではなく行動だからだ。
多くのロシア人が戦争に反対しているということも知っている。
今わたしは国籍や民族を問わず、わたしを助けてくれる人たちと共にいる。
彼らには「力」がある。
戦争は終わり、そういう力を持った人たちは今は、はっきりと分かる。戦争と人間が別物であるということが。
戦争は人間など気にしない。戦争はわたしを思いっきり揺さぶった。

オリガ・グレベンニク (グレベンニク,オルガ)
1986年ウクライナのハリコフ(ハルキウ)生まれ。絵本作家。9歳の息子と4歳の娘の母。『ママ、怒らないで』などの絵本を出版。挿絵を描いたすべての本はベストセラーとなり、イラスト作品も世界各国で人気。

奈倉 有里 (ナグラ ユリ)
82年東京生まれ。ロシア国立ゴーリキー文学大学卒業、東京大学大学院博士課程満期退学。著書に『夕暮れに夜明けの歌を』『アレクサンドル・ブローク 詩学と生涯』、訳書に『手紙』『陽気なお葬式』など。

渡辺 麻土香 (ワタナベ マドカ)
東京女子大学現代文化学部卒業。書籍やウェブ小説、テレビ番組の字幕など幅広いジャンルの翻訳に携わる。訳書に『アンコンタクト非接触の経済学』『マンガで学ぶ恐竜の生態』『韓国の「街の本屋」の生存探究』など。

チョン・ソウン (チョン ソウン)
ロシア文化の専門家でおもに執筆や通訳・翻訳を行っている。

出版社: 河出書房新社
サイズ:136ページ / 13.1 x 1.3 x 19.5 cm
発行年月:2022/9/2

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