Column
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2021.06.19
はじめての北アルプスと松本の街
少し堅苦しいコラムコーナーになりつつあるのでたまには他の話を。緩急が大事よね。何事も。 九州の人間からしてみたら、長野県に行くのでさえとても遠いと感じてしまうのに、そこにわざわざ登山に行くとなったら、もうこの人すっごい山好きなんだね!と思うくらいのことなんじゃないかって勝手に思い込んでたのだが、いざ行ってみたらその魅力が少しだけわかったような気がした。 はじめて車窓から見た北アルプスの山並みはとても偉大で、この場所で暮らし…
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2021.06.17
うきは市議会を傍聴して
先日、初めてうきは市の市議会を傍聴した。 今回傍聴したのは、それぞれの市議会議員さんが市政全般について、それぞれの立場からの質問を行う、一般質問と呼ばれる内容。 今まで市議会を傍聴することに対して、何か特段の意味があるとは思えなかったが、実際に傍聴してみて、うきは市が何を考えていて、何を考えていないかが今まで以上に理解できたように思う。特に重要だと感じたのは「何を考えていないのか」の部分だ。市が声高々に掲げている政策につい…
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2021.05.24
「懐かしい未来」を読んでこの町のことを考えてみた(後編)
前編では、「懐かしい未来 ラダックから学ぶ」という本のざっくりとした紹介をさせて頂いた。 後編では、この本を読みながら、自分自身のこれまでの体験、そして今感じていることを項目ごとに照らし合わせながら思索を深めていった過程を書いてみようと思う。あくまでも、ここで述べる考えは、限定された場所や地域によっては当てはまるすこし偏った考えだと言うことを予め注意しておきたい。 (それと少し愚痴っぽくなっていることも付け加えておきたい・…
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2021.05.15
「懐かしい未来」を読んでこの町のことを考えてみた(前編)
懐かしい未来 ラダックから学ぶ (山と渓谷社) >商品ページ 最近読んだ本で何がオススメですか?と聞かれたら答えるこの1冊。 自分にとって面白いと思う本は、価値観を書き換えてくれたり、今まで見ていた景色が違ったように見えるきっかけになるような本が多い。そういう意味でこの本は、うきは市吉井町という場所で5年半本屋を営んできて感じた違和感の正体とまでは言わないが、シルエットのようなもを捉えるきっかけになったように思う。 折角な…
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2021.04.28
暮らしの本屋のオンラインストアをはじめます。
5年半前に、うきは市吉井町という場所で本屋を始めた当時はまさか自分がオンラインストアを運営するとは思ってもみませんでした。 それは、地域の暮らしを考えるどこにでもありそうでここにしかない「暮らしの本屋」をコンセプトに掲げてお店をやっていこうと思ったからで、直接お店に来てくれるお客さんを一番に思いたいしそこから本棚を作っていきたいと考えたからです。今もその思いは変わっていません。 しかし、昨年、新型コロナウイルスの脅威が国内…