衣食住からアートブックまで、「暮らしの本屋」をテーマに、いつもの日常に彩りを加えてくれる本を取り揃えています

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[ 久留米EVENT ] 永井玲衣さんと哲学対話 in 福岡

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永井玲衣さんと哲学対話 in 福岡

*両店、満席になりました。
6月8日 (土)
永井玲衣さんのお話、哲学対話 19:00-
@MINOU BOOKS 久留米
6月9日 (日)
永井玲衣さんお話会 11:00-
哲学対話 14:00-
@本灯社
『水中の哲学者たち』(晶文社)の著者・永井玲衣さんと、ここ福岡で哲学対話を開きます。
哲学…?ソクラテス?プラトン?自分の日常とは遠くにあって難しい高尚なものを想像する方も多いかもしれません。
永井さんは、学校、書店、市民運動の場、はたまたラジオ番組といったあらゆる場所で哲学対話を開いてこられました。著書には、その場に集った人たちが“問い”を囲み、対話する姿が綴られています。
そこに書かれているのは、「わからない」と言い合うことができる場で、話をしているのも選ばれた特別な人たちというわけではありません。中心に据えられている問いは、日々抱いている感情や疑問を種として生まれたものです。
だれもが参加できる開かれた場としての哲学対話を、暮らしをテーマにしているふたつの本屋で開きます。これまで、哲学と呼んでいなかったかもしれないあれこれも持ち寄って、わたしの暮らしと哲学が結びつく時間をともに過ごしてみませんか。
――世界に根ざしながら世界を見つめて考えることを、わたしは手のひらサイズの哲学と呼ぶ。それは、空高く飛翔し、高みから世界を細断し、整然とまとめあげるような大哲学ではない。なんだかどうもわかりにくく、今にも消えそうな何かであり、あいまいで、とらえどころがなく、過去と現在を行き来し、うねうねとした意識の流れが、そのままもつれた考えに反映されるような、そして寝ぼけた頭で世界に戻ってくるときのような、そんな哲学だ。
(『水中の哲学者たち』まえがきより)
永井玲衣さんプロフィール
学校・企業・寺社・美術館・自治体などで、人びとと考えあう場である哲学対話を幅広く行っている。Gotch主催のムーブメント「D2021」などでも活動。著書に『水中の哲学者たち』(晶文社)。連載に「世界の適切な保存」(群像)「ねそべるてつがく」(OHTABOOKSTAND)「これがそうなのか」(小説すばる)「問いでつながる」(Re:ron)など。第17回「わたくし、つまりNobody賞」受賞。詩と植物園と念入りな散歩が好き。
本灯社さんと合わせて、2日間のイベントです。
お問い合わせ・お申し込みは、各書店までお願いいたします。
〇MINOUBOOKS
日 程|6月8日 (土)
内 容|永井玲衣さんのお話、哲学対話
 前半:ご著書のこと、永井さんの最近の関心事についてなどお話を聞きます
 後半:集まったみなさんと哲学対話をします
テーマ|「暮らしの中のモヤモヤや疑問を哲学のタネにする」
例えば、無駄遣いってどういうことだろう、おならはなぜ恥ずかしいのか、どうして働かないといけないのだろう、などなど。
事前にアンケートで集めたモヤモヤや疑問を眺めながら、対話をします。
時 間|19時~21時頃
参加費|2000円+1ドリンクオーダー
定 員|15人
場 所|MINOU BOOKS 久留米(久留米市小頭町10-12 1F
ゲスト|永井玲衣さん
お申込先|MINOU BOOKS久留米
メッセージには、お名前、参加人数、備考(事前に調整が必要なことなど)を記入の上、お送りください。
*参加者の方には、「あなたの暮らしの中のモヤモヤや疑問」についておたずねするアンケートをお送りします。
集まった内容は当日みなさんに共有いたします。哲学対話の時間に話を始めるきっかけになればという思いです。必ずご自分が書いたことについてお話をしなければいけないというわけではありません。*MINOU BOOKS久留米店の最寄り駅は、西鉄花畑駅です。
恐れ入りますが専用の駐車場はございません。近隣の駐車場のご利用をお願いいたします。

〇本灯社
日 程|6月9日 (日)

〈一部〉永井玲衣さんお話会
時 間|11時〜12時半
参加費|2,000円
定 員|20人

〈二部〉哲学対話
時 間|14時〜16時頃まで
参加費|2,000円
定 員|10人

*本灯社さんでのイベントの詳細についてはこちらからご確認ください。
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