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[ TALK EVENT ] 11月5日(土)「それぞれのアジールを手づくりする」 青木真兵 秋の福岡トークツアー

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『手づくりのアジール』『山學ノオト3』刊行記念
青木真兵 秋の福岡ツアー

「それぞれのアジールを手づくりする」

<スケジュール>
11月3日(木・祝)ナツメ書店(オンライン開催)
11月4日(金)ブックスキューブリック箱崎店
11月5日(土)MINOU BOOKS

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奈良県東吉野村で自宅を人文系私設図書館ルチャ・リブロとして開きつつ、普段は障害者の就労支援をしている青木真兵さんは「二つの原理で生きていく」ことを提唱されています。現代社会は市場原理主義や高度なテクノロジーのために資本の原理だけが強い力を持っていて、その結果として環境破壊やメンタルヘルスの問題が噴出しています。資本の原理に対抗できる、「もう一つの原理」を取り戻すために必要なのが、社会のなかで資本の原理から距離を置ける「アジール(避難所)」を自分たちの手で確保することだと青木さんは言います。では、そもそもアジールとは何でしょうか?
各地で書店を営む三名と対談しながら、「アジールとは何か?」、「アジールを手づくりすることとは?」、共に考えながら、実践するためのヒントを探っていきます。

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11月5日(土)MINOU BOOKS

時間:18時スタート
場所:菊竹六皷記念館(うきは市吉井町1082-1)*MINOU BOOKSより徒歩3分
話し手:青木真兵 聞き手:石井 勇(MINOU BOOKS)
参加費:1,500円

<ご予約・お問い合わせ>
MINOU BOOKS
TEL / 0943 76 9501 MAIL / info@minoubooks.com
参加ご希望の方は下記項目をメール又はお電話又はInstagramのメッセージにてお伝えください。
①お名前②お電話番号③参加人数
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blank青木真兵(あおき・しんぺい)
1983年生まれ、埼玉県浦和市に育つ。「人文系私設図書館ルチャ・リブロ」キュレーター。古代地中海史(フェニキア・カルタゴ)研究者。博士(文学)。社会福祉士。2014年より実験的ネットラジオ「オムライスラヂオ」の配信をライフワークにしている。2016年より奈良県東吉野村在住。現在は障害者の就労支援を行いながら、大学等で講師を務めている。著書に『手づくりのアジール』(晶文社)、妻・青木海青子との共著『彼岸の図書館──ぼくたちの「移住」のかたち』(夕書房)、『山學ノオト』シリーズ(エイチアンドエスカンパニー)などがある。

人文系私設図書館 ルチャ リブロ
https://lucha-libro.net/

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11月3日(木・祝)
ナツメ書店(オンライン開催)

時間:20時スタート
金額:1,000円
<ご予約・お問い合わせ>
ナツメ書店
HP / https://natumesleep.com
MAIL / natumesleep@gmail.com

<店舗情報>
ナツメ書店
〒811-0321 福岡県福岡市東区西戸崎1-6-21
メール:natumebooks@gmail.com(電話なし)
ホームページ:https://natumesleep.com/

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11月4日(金)
ブックスキューブリック

時間:19時スタート
場所:ブックスキューブリック箱崎店
話し手:青木真兵 聞き手:大井 実
参加費:2000円(ワンドリンク付)

<ご予約・お問い合わせ>
ブックスキューブリック箱崎店
TEL / 092-645-0630

<店舗情報>
カフェ&ギャラリー・キューブリック
ブックスキューブリック箱崎店
〒812-0053 福岡県福岡市東区箱崎1丁目5−14 ベルニード箱崎1F
TEL: 092-645-0630
HP :http://www.bookskubrick.jp/

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<書誌情報>

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『手づくりのアジール』(晶文社)
市場原理主義や、社会に浸透する高度なテクノロジーによる管理化に飲み込まれず、地に足がついたまっとうな生き方をするためには、社会のなかでの「アジール(避難所)」を自分たちの手で確保することが必要ではないか。志を同じくする若手研究者たちとの対話を通じて、「土着の知性」の可能性を考える考察の記録。

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『山學ノオト3』(H.A.B)
仕事に、生活に、山村と街を、あるいは彼岸と此岸を往復しながら綴った日記に、エッセイや草稿「研究ノオト」を収録した、日記帳。資本主義と権力、人権や経済、そして自身の体調のこと。自粛やオンライン会議が日常化していく中で考えた、二〇二一年の記録。

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