《sold out》ANDO GALLERY　葛西薫ダイアリー　2024
葛西薫

アートディレクター 葛西薫氏と、
Ando Galleryの安東孝一氏によって生まれたダイアリーです。

さらっとした触り心地の表紙、紙質の良さ、開きやすく書きやすいフラットになる構造。
書体、罫線の配置やサイズ、バランスなど、すべてにおいて美学を感じるグラフィックデザインです。
1ヵ月のスケジュールがすぐに確認できるインデックスの仕様で、ページは月曜日始まりの月間のタイプ、レフトタイプの週間ページ、また5mm方眼のノートが終盤に34ページあります。サイズは21×13cmで、片手でも開きやすく持ち運びも軽やかです。

前付けには、ダイアリーを使用する当年と翌年の年間カレンダーと1ヶ月の日付を縦1列に並べた年間プランナーがあり、月をまたぐ予定等の簡易メモにも便利です。

葛西 薫 KASAI Kaoru

1949年札幌生まれ。1973年 (株) サン・アド入社。
サントリーウーロン茶、ユナイテッドアローズの長期にわたる広告制作、虎屋のアートディレクション、六本木商店街振興組合、ANDO GALLERY の CI 計画のほか、パッケージデザイン、装丁など活動 は多岐。

近作に、阪本順治監督『せかいのおきく』の映画ポスター、山口一郎著『ことば―僕自身の訓練のための ノート』(青土社)、志村ふくみ著『野の果て』(岩波書店)の装丁などがある。
著書に『図録 葛西薫1968』(ADP) 。
東京ADCグランプリ、毎日デザイン賞、講談社出版文化賞ブック デザイン賞、亀倉雄策賞など受賞。