【アーカイブ】本当の戦争のはなしをしよう
伊勢崎賢治
¥1870(税込)
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【著者より】
今からちょうど3年前。東日本大震災からまだ1年も経っていない福島の高校生18名と、復興中のプレハブ校舎で5日間におよぶ授業を行いました。
話題は「テロリスト」との戦い、「自衛」と戦争の関係、国連の武力行使のジレンマ、僕がかかわった国での核――「貧者の核」と「核の平和利用」の問題など。
「テロリスト」とは、それが貼られる側の人間の由来、そして、その人権を考慮せずに殺せる便利なレッテルでもあります。
≪なぜ、彼らは、私たちに挑むのか。どこから、彼らは来たのか。なぜ、私たちは、彼らを恐れるのか。私たちは、彼らを抹消できるのか(できません)。じゃあ、どうするか?≫
それらを通奏低音のように考え続けながら、現在の戦争、そしてこれからの日本について、本気で取っ組み合いの議論をした記録が本書です。
この年齢の子供たちにこんなことを言ってもいいだろうかと躊躇している間に、気がつけば、こちらが丸裸にされていました。
【目次】
まえがき
講義の前に 日本の平和って、何だろう?
1章 もしもビンラディンが新宿歌舞伎町で殺害されたとしたら
2章 戦争はすべて、セキュリタイゼーションで起きる
3章 もしも自衛隊が海外で民間人を殺してしまったら
4章 戦争が終わっても
5章 対立を仕切る
あとがき
出版社: 朝日出版社
サイズ:424ページ
発行年月:2015/1/15