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石垣りんの手帳 1957から1998年の日記
石垣りん

¥3960(税込)

商品サイズ1:2冊まで 送料220円〜

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小さな手帳に鉛筆書き。詩人直筆の日常の記録から、
「社会詩」「生活詩」と謳われた詩作が生まれた背景を探る。

戦後女流詩人の草分け的存在である石垣りん。
石垣りんの詩やエッセイは
いつの時代も、人々の心のひだに触れてくる。

本書は、南伊豆町町立図書館「石垣りん文学記念室」に所蔵される、
1957年の富士重工業製の手帳、1957年から1998年の間使用された
日本興業銀行製などの手帳ページの複写して公開する。
小さな手帳に鉛筆書きで几帳面にしたためられた、詩人直筆の日常の記録から、
「社会詩」「生活詩」と謳われた詩作が生まれた背景を探るものである。

[主な内容]
1974年1月1日(火)
晴天、10時起きる、年賀状252通 

1975年2月20日(木)
本店人事部へゆく 10時定年退職の辞令 

1976年11月14日(日)
シブヤで谷川さんにあって西武で洋服みてもらってかう 

1977年2月21日(月)
誕生日、57才 岐阜県徳山村へ行く

1980年9月5日(金)
花神社大久保さんに会う 略歴500増刷の由

1988年11月28日(月)
1時青山葬場へ、草野心平さんを送る集り
「未来を祭れ」に出席

1991年5月19日(日)
午後シブヤへ出て茨木のり子さん夫君
17回忌で西村からメロン送る

1992年11月6日(金)
6スギ神楽坂・出版クラブへ行く、
「北村太郎・お別れの会」に出席

1995年1月17日(火)
午前5時46分、阪神大震災、
偶然6時少し前に目をさまし、ニューズで知る

<石垣りんの愛用品>
自作年賀状 
自作消しゴム印 
東京-石川台 定期券 1974   
名刺 

<寄稿>
「石垣さん」 谷川俊太郎   
「きっぱりと爽やかな詩人」  関容子 
「日記を書くこと、詩を書くこと」  高橋順子 
「石垣りんさんの遺言」 田中和雄

出版社: katsurabooks
サイズ:文庫サイズ上製本 縦148mm 横98mm 厚さ23mm オールカラー424頁
発行年月:2025年2月21日

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