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[久留米イベント] 雑誌「新百姓」編集長おぼけんトークイベント 『新百姓のはじめかた~CapitalismからCreativitismへ~』

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6月20日(金)
MINOU BOOKS 久留米

雑誌「新百姓」編集長おぼけんトークイベント
『新百姓のはじめかた~CapitalismからCreativitismへ~』

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たくさんのモノがあふれ、テクノロジーが進歩しても、
なぜか「生きづらさ」が拭えない——
そんな現代の社会。

経済成長を最優先にした仕組みのなかで、
自分の食べるものも、着るものも、住む家さえも、
お金がなければ手に入らなくなってしまった私たちは、
社会システムへの依存を深めるばかりです。

「足りない」「奪い合うしかない」という既存のシステムが生み出した物語のなかで、
失敗を恐れ、役に立つことばかりを求められる日々。
でも——本当に、それだけが「生きる」ということなのでしょうか?

そんな時代に、人間本来の営みともいえる「つくる喜び」を
もう一度、取り戻そうとする人たちがいます。

今回お迎えするのは、雑誌『新百姓』編集長のおぼけんさん。
彼が掲げる〈新百姓宣言〉には、こんな一文があります。

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「なぜ人は生まれてきたのか?」という問いに、
わたしたちは、「つくる」を楽しむため、と応えます。

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かつて弱者とみなされてきた「百姓」が、現代においては「創造のマエストロ」としてよみがえる。
資本主義や教育、国民国家といった仕組みの“見方”を問い直しながら、
自分の手で衣食住をつくり、仲間とともに楽しみ、分かち合う——
〈新百姓〉は、そんな新しい時代の生き方の提案です。

今回のトークイベントでは、
「なぜ雑誌『新百姓』を作ろうと思ったのか?」という問いから、
新百姓が描くこれからの社会のビジョン、そしてそのはじめ方について伺います。

世の中がどこか良くない方向に進んでいる——
そんな実感を抱えている方は少なくないと思います。
けれど、既存の大きなシステムのなかで、個々の力はあまりにも小さいものとされ、
まるで歯が立たないような感覚もまた、共有されているのではないでしょうか。

だからこそ。社会の見方を変え、新たな物語を紡ぎはじめるような
〈新百姓〉のビジョンには、いまの閉塞感を打ち破る力があると思っています。

当日は、おぼけんさんの話を聞きながら、
皆さんと一緒に考える場になればと思います。
様々な問いを抱えて、どうぞお越しください。

日 時|6月20日(金)19:15〜20:45頃まで
場 所|MINOU BOOKS 久留米(福岡県久留米市小頭町10-12 1F)
参加費|1,500円+1ドリンクオーダー
出演者|おぼけん(新百姓編集長) 聞き手|石井勇(MINOU BOOKS)

ご予約|MINOU BOOKS 久留米
電話:0942 64 8290
メール:info@minoubooks.com
MINOU BOOKS インスタ DM :( @minoubooks )
Google 予約フォーム:https://forms.gle/ukRB2zsYwePuf2UA8

上記いずれかに名前・連絡先・参加人数を連絡ください。

<プロフィール>
おぼけん(渡邉賢太郎)
『新百姓』編集長 / ている舎 代表取締役

<おもな経歴>
1982年、大分県別府市生まれ
2007年、立命館アジア太平洋大学卒
2010年、三菱UFJモルガンスタンレー証券退職
2013年、2年の世界一周旅から帰国
2018年、NPO法人ETIC.SUSANOOプロジェクトを終了
2019年、孫泰蔵によるエンジェルファンドMistletoe にてスタートアップ投資実務
武蔵野美術大学/中国美術学院などで非常勤講師
2022年、施とともに、ている舎株式会社を共同創業し、『新百姓』創刊
現在に至る。

<おもな著作>
「なぜ日本人はこんなに働いているのにお金持ちになれないのか?~21世紀のつながり資本論~」(いろは出版)2014
「新百姓宣言」2024

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