マタギ 矛盾なき労働と食文化(文庫)
田中康弘
¥1045(税込)
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自分自身の生きるという日々の営みのなかにある矛盾と向き合い考え少しでもなんらかの行動を起こすことができれば、その小さな積み重ねで世の中は随分といい方向に向かっていくんじゃないかとマタギの暮らしを感じながら思いました。
マタギを特別視するのではなく、その生活に入り込んで生活者としての山人として捉えたマタギの暮らしには、現代人が失った多くの自然への思いが遺されています。
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秋田県北秋田市阿仁地区のマタギたちの猟や生活風景を15年以上にわたり撮影・記録した『マタギ 矛盾なき労働と食文化』と、
クマやノウサギなどの獣肉や山菜・キノコ、渓流魚など実際にマタギたちが利用する四季折々の阿仁の伝統食を紹介している『マタギとは山の恵みをいただく者なり』を合本して一冊に。
猟の様子から食生活まで豊富な写真をまじえてマタギの世界を伝えます。
【目次】
・マタギ 矛盾なき労働と食文化
マタギとの邂逅
熊のけぼかい、熊の味
雪山のウサギ狩り
冬の川で漁をするマタギ
マタギと渓流とイワナ釣り
マタギの山のキノコ
山奥に天然マイタケを追う
西根師匠の遺したもの
マタギとともに熊狩りへ
マタギとは何者か
マタギが伝えてきたもの
・マタギとは山の恵みをいただく者なり
マタギ食堂へようこそ
雲に隠れた熊がもたらす恵み
マタギのメシから生まれた郷土料理
忍びで獲ったウサギを食す
マタギと犬とキノコ採り
食卓を彩る旬の山菜
マタギの家の豊かな食卓
マタギが行商で生み出した食
川とマタギと魚
マタギの里にやってくるハタハタ
消えたカヤキと囲炉裏
マタギの過去、現在、そして未来
出版社: 山と渓谷社
サイズ:368ページ 14.8 x 10.5 x 2 cm
発行年月:2021/4/17