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ユルスナールの靴
須賀 敦子

¥1100(税込)

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わたしのファーストタトゥーは、須賀敦子のエッセイ集『ユルスナールの靴』の冒頭の文章にするのだ。

浅野佳子(『暮らしの本』より)

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デビュー後十年を待たずに惜しまれつつ逝った筆者の最後の著作。
二十世紀フランスを代表する文学者ユルスナールの軌跡に、自らを重ねて、文学と人生の光と影を鮮やかに綴る長篇作品。
【本文より】 ユルスナールのあとについて歩くような文章を書いてみたい、そんな意識が、すこしずつ私のなかに芽ばえ、かたちをとりはじめた。彼女が生きた軌跡と私のそれとを、文章のなかで交錯させ、ひとつの織物のように立ちあがらせることができれば、そんな煙みたいな希いがこの本を書かせた。

目次

フランドルの海
一九二九年
砂漠を行くものたち
皇帝のあとを追って
木立のなかの神殿
黒い廃墟
死んだ子供の肖像
小さな白い家

須賀 敦子
1929年兵庫県生まれ。著書に『ミラノ 霧の風景』『コルシア書店の仲間たち』『ヴェネツィアの宿』『トリエステの坂道』『ユルスナールの靴』『須賀敦子全集(全8巻・別巻1)』など。1998年没。

出版社: 白水社
サイズ:新書・256ページ
発行年月:2001/11/01

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