衣食住からアートブックまで、「暮らしの本屋」をテーマに、いつもの日常に彩りを加えてくれる本を取り揃えています

海からの贈物

¥605(税込)

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深くうちに潜っていくようでようでどこまでもひらかれていて、砂地に水が沁みわたるような読み心地がみずみずしく、目の前の喧騒からすこし離れて息継ぎしたくなったときに手にとれるよういつも本棚にある。たぶんまたこれからも読むたびに、そのときの心に触れる言葉を見つけるだろう。

加藤木礼(『暮らしの本』より)

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生活や仕事や、付き合いの釣り合い方に就いて――。
現代に生きている人間ならば誰でも直面する諸問題に、真摯に対峙する。

女はいつも自分をこぼしている。そして、子供、男、また社会を養うために与え続けるのが女の役目であるならば、女はどうすれば満たされるのだろうか。い心地よさそうに掌に納まり、美しい螺旋を描く、この小さなつめた貝が答えてくれる――。有名飛行家の妻として、そして自らも女性飛行家の草分けとして活躍した著者が、離島に滞在し、女の幸せについて考える。現代女性必読の書。

【目次】

浜辺
ほら貝
つめた貝
日の出貝
牡蠣
たこぶね
幾つかの貝
浜辺を振返って
訳者あとがき

アン・モロウ・リンドバーグ Lindberg, Anne Morrow(1906-2001)
アメリカ、ニュージャージー州生れ。スミスカレッジ卒。父親がメキシコ駐在大使を務めていた時に親善訪問した史上初の大西洋単独横断飛行の成功者チャールズ・リンドバーグと知り合い、結婚。自身も飛行機を操り、夫と共に飛行した時の記録やリンド・バーグ家の資料として貴重な日記・書簡集を発表している。

吉田健一(1912-1977)
ケンブリッジ大学中退。ポー、ヴァレリー等の翻訳の他、『英国の文学』『文学概論』『乞食王子』等の優れた批評、随筆で知られる。

出版社: 新潮社
サイズ:131ページ / 14.8 x 10.5 x 2 cm 文庫サイズ
発行年月:1967/7/24

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