衣食住からアートブックまで、「暮らしの本屋」をテーマに、いつもの日常に彩りを加えてくれる本を取り揃えています

はたらかないで、たらふく食べたい
栗原 康

¥968(税込)

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今度もし誰かにお呼ばれされたら、手ぶらで、出されたものをお腹いっぱいご馳走になり、皿も洗わずに帰ってみたい。想像するだけで不安になる。嫌われやしないかと思ってしまう。でも同時に、ちょっとワクワクもする。

碇雪恵(『暮らしの本』より)

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カネ、カネ、カネの世の中で、ムダで結構。無用で上等!
爆笑しながら解放される痛快社会エッセイ。文庫化にあたり50頁分増補。解説 早助よう子

「おまえは使えるなといわれてホメられたらすこしはうれしい。だけどそんなことをしていたら死ぬまでこきつかわれてやりたいこともできやしない」。使える奴隷よりも、囲われた家を捨て、野に放たれた豚になりたい。高群逸枝、伊藤野枝、一遍上人、幸徳秋水、イソップ物語…。呪縛から解放される爆笑社会エッセイ。豚はわたしだ!

【目次】
キリギリスとアリ ――はたらくこと馬車馬のごとく、あそぶこと山猿のごとし
切りとれ、この祈る耳を ――耳切り一団
3・11になにをしていたか? ――とうとう江戸の歴史が終わった
豚小屋に火を放て ――伊藤野枝の矛盾恋愛論
甘藷の論理 ――うまい、うますぎる!
地獄へ堕ちろ ――ヘイトスピーチか、それともスラムの念仏か
他人の迷惑かえりみず ――心得としての高野長英
お寺の縁側でタバコをふかす ――大逆事件を旅してみれば
豚の足でもなめやがれ ――もののあはれとはなにか?
大杉栄との出会い ――赤ん坊はけっして泣きやまない
ヘソのない人間たち ――夢をみながら現実をあるく
反人間的考察 ――歴史教科書としての『イングロリアス・バスターズ』
豚の女はピイピイとわめく ――老荘思想の女性観
だまってトイレをつまらせろ ――船本洲治のサボタージュ論
シカ人間の精神 ――危機のときほど、遊んでしまえ
魂をたがやすな ――超絶! 悶絶! 沖縄旅行
はたらく女性は、方向音痴 ――地図はなくても歩いてゆける
ほどこしをしたら、こん棒でうて ――プレゼントの思想

栗原 康(クリハラ・ヤスシ)
1979年埼玉県生まれ。東北芸術工科大学非常勤講師。専門はアナキズム研究。著書に『大杉栄伝 ―― 永遠のアナキズム』(夜光社)、『はたらかないで、たらふく食べたい ――「生の負債」からの解放宣言』(タバブックス)、『村に火をつけ、白痴になれ ―― 伊藤野枝伝』(岩波書店)、『現代暴力論 ――「あばれる力」を取り戻す』(角川新書)、『死してなお踊れ ――一遍上人伝』(河出書房新社)、『菊とギロチン ―― やるならいましかねえ、いつだっていましかねえ』(タバブックス)、『何ものにも縛られないための政治学 ―― 権力の脱構成』(KADOKAWA)など。

出版社: 筑摩書房
サイズ:278ページ / 10.6 x 1.2 x 14.8 cm 文庫サイズ
発行年月: 2021/2/13

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