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Piano Diary | Henning Schmiedt

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Henning Schmiedtの新しいピアノ・ソロ・アルバムは、パンデミックの間に毎日アップライトピアノに向かい、即興で作曲された楽曲を録音し続けた記録であり、文字通りピアノで綴った日記です。
リビングルームでの録音のため、そこには通りの音、車の通過音、風の音、鳥の鳴き声などが聴こえ、ピアノの弦の柔らかなタッチと融合します。コミュニケーションの制限されたロックダウンにおいて、ヘニングは音を通して自分の心の状態を見つめ、内なる対話のように自分とつながり、一方で遠くの誰かとの共鳴を感じようと努めたといいます。彼の音楽的アルゴリズムであるインスタント・コンポージングは、ゆっくりと成長するエコーのようなものであり、ピアノ・ダイアリーは内なる対話であると同時に、リスナーからの想像力の応答によって無限の共鳴と反射を生み出すのです。
前作「Schlafen」での方向性を進化させ、即興で生み出された珠玉のメロディーとエレガントなピアノのタッチ、深みのあるエコー、ポストプロダクションによる繊細な音の響きに様々な情景を思い起こす美しいアルバムに仕上がっています。

Henning Schmiedt
1965年生まれ、旧東ドイツ出身のピアニスト、作曲家、編曲家。
早くからジャズ、クラシック、ワールドミュージックなどジャンルの壁を超えた活動を先駆的に展開。80年代中盤から90年代にかけて様々なジャズ・アンサンブルで活躍後、ギリシャにおける20世紀最大の作曲家と言われるMikis Theodorakis(ミキス・テオドラキス)から絶大な信頼を受け、長年にわたり音楽監督、編曲を務めている。また、世界的歌手であるJocelyn B. Smith(ジョセリン・スミス)やMaria Farantouri(マリア・ファラントゥーリ)らの編曲、ディレクターとして数々のCDやコンサートを手がけ、同アーティストの編曲でドイツ・ジャズ賞、ドイツ・ジャズ批評家賞を受賞、女優Katrin Sass(『グッパイ・レーニン』他)やボイス・パフォーマーLauren Newtonと共演した古典音楽のアレンジなど、そのプロデュース活動は多岐に渡っている。
ソロとしてもKurt Weilなど幾多の映画音楽やベルリン・シアターで上演されたカフカ『変身』の舞台音楽、2008年ベルリン放送局でドイツ終戦60周年を記念して放送された現代音楽『レクイエム』などを発表し、高い評価を獲得。名指揮者クルト・マズアーも一目置くという個性的なアレンジメントやピアノ・スタイルは、各方面から 高い評価を受けている。

FLAUよりリリースされたソロ・ピアノ作品がいずれもロングセラーを記録中。ausとのプロジェクトHAU、Marie Séférianとのnous他、Christoph Berg、Tara Nome Doyleなどコラボレーション作品も多数。主な共演者にズルフ・リバネリ、チャールズ・ロイド、ミルバ、アル・ディ・メオラなど。

出版社: Flau
サイズ:音楽CD 16曲収録
発行年月:2021/9/15

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