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faintly lit | rima kato

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小さな光のような繊細さで灯される8篇の詩

90年代後半に活動した高校生ネオアコユニット、ストロオズのメンバーとして活躍した加藤りまが、ソロとして2012年に発表したミニアルバム「harmless」以来となる初のフルアルバム「faintly lit」をリリースします。
素朴な弾き語りから小さな冒険を始め、フルートやアルトリコーダー、エレキギターなどを楽曲によって取り入れた本作。丁寧なアレンジはまっすぐに歌われるシンプルな英語詩を引き立たせ、日常にある繊細な機微、情景がアルバム・タイトルに表れるようなひっそりとした光の中で浮かび上がります。触れれば壊れてしまうような無垢な歌声からこぼれ落ちる小さなことばの数々。
女性シンガーソングライターの先駆者達の影響や、ローファイポップ、フリーフォークの同時代アーティストと緩やかな交錯を見せながらも、確固たる意志と強いアイデンティティーに満ちあふれた全8曲。普遍的なソングライティングの美しさが胸を打つ、ひそやかな音楽です。

Rima Kato
加藤りまがギターで覚えた最初の本格的な歌が子守唄だったことは、想像に難くありません。それは今日の彼女の素朴な作風を伝える歌の形です。
学校の授業で初めて手に取ったギターと共に、彼女は母から童謡といくつかのコードを教わります。これがきっかけとなり、高校生の時にストロオズを結成、自主レーベルでカセットを発売し、ミディ・クリエイティブからデビューします。90年代のローファイ・ムーブメント、少年ナイフやボアダムスといった日本のグループ、The KinksやThe Beach Boysまでの影響と、ギターへの情熱が相まって活動したこのバンドは2001年に解散。彼女は音楽界から姿を消し、フットボールに新しい恋を見つけます〜奇しくもストロオズが得意としていたネオアコの名門レーベルCHERRY REDがそうだったように〜美しい試合は、彼女のその後しばらくの最優先事項でした。
加藤りまがようやく自分のパソコンを買ってインターネットをチェックした時、aotoaoレーベルのオーナーであるASUNAによって書かれたストロオズの記事を見つけたことが、音楽人生の再スタートの契機となりました。ASUNAや周りの友達のサポートによって、彼女は全く新しいソロ音楽のキャリアを始めます。2012年ミニアルバム「Harmless」のリリースをきっかけに、2015年には初のアルバム「Faintly Lit」を発表。これまでにSharon Van EttenやJulie Doiron、Mount Eerieらのオープニング・アクトも務めています。
音楽への情熱を取り戻した加藤は、周りの世界からインスピレーションを得て、絵のように音楽制作にアプローチします。彼女は毎日何かを観察し、勉強し、そして歌を歌います。英語で歌う加藤は、物事に近づきすぎないようにしている、と話します。「Love Me, I Love You」という言葉は日本語で伝えるよりも時々歌いやすいのです。

出版社: Flau
サイズ:音楽CD 8曲収録
発行年月:2015/1/15

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