
齋藤陽道写真展
『よっちぼっち 家族四人の四つの人生』
9月11日(金)〜9月27日(日)
MINOU BOOKS 久留米
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ろう者の、ぼく、まなみ。
聞こえる子どもの、樹さん、畔さん。
身体が違えば、見えている世界も違う。
ぼくは聞こえる世界のことを知らない。
(『よっちぼっち』まえがきより)
熊本在住、写真家として活躍する齋藤陽道さんの写真とことばの展示を久留米店にて開催します。
2023年に暮しの手帖社から発行された『よっちぼっち 家族四人の四つの人生』からセレクトされた写真と、齋藤さんが写真に添えたことばを展示します。
本書は、手話をことばとして生きる写真家・齋藤陽道さんが暮しの手帖に毎号掲載している連載をまとめたものです。
齋藤さんは「聞こえる家族」に生まれたろう者、妻のまなみさんは「ろう家族」に生まれたろう者。そんなふたりの間には、聞こえる子どもがいます。一家は、それぞれの違いを尊重しながら、手話で、表情で、体温で、互いの思いを伝え合います。
ここに収められているのは、美しい写真とともに紡がれた育児記であり、手話で関わり合うからこそもたらされた気づきと喜びの記録です。
日常の1コマとして流れていくような日々の中のひととき、一瞬の出来事を捉えた写真と、そのまわりに漂っていることばのかけらを拾い集めるように紡がれた文章には、齋藤さんの大切にしているものごとが自然と浮かび上がっています。
人は決してひとつにはなれない。
それぞれの立場から、それぞれの思いで、それぞれの解釈をもって、見て、読んでいただきたいです。
展示の他に、関連の書籍や詩集、ZINEや写真ポスターも並びます。
どうぞご来場ください。
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<プロフィール>
齋藤陽道
1983年、東京都生まれ。写真家。都立石神井ろう学校を卒業後、2020年から熊本県に在住。
2010年「写真新世紀」で優秀賞を受賞し、2013年はワタリウム美術館で個展を開催。2014年には日本写真協会新人賞を受賞。
写真集『感動』(2011年、赤々舎)および、続編『感動、』(2019年、赤々舎)は、木村伊兵衛写真賞の最終候補となる。
著書には、『よっちぼっち 家族四人の四つの人生』(暮しの手帖社・第65回熊日文学賞受賞)、『学びのきほん つながりのことば学』(NHK出版)などがある。
2015年から『神話』プロジェクト開始。2026年から大判写真集刊行にむけて制作中。