ナナロク社の「詩と造本」展
2月16日(金) – 3月4日(月)
MINOU BOOKS 久留米
紙の本がもつ手触りやそこに込められた思い。
1冊の本が出来るまでには実に様々な人の関わりがあります。
今回、詩集や歌集を中心に出版している「ナナロク社」さんの本の「造本」に焦点を当てた展示を行います。
造本とは、紙への印刷から書籍の図案を考え材料や様式を考える装丁、そして組み立てる製本といった本を作る設計とその作業のことを言います。
当たり前ですが、1冊の本を作るその過程にはそれぞれ意味と思いが込められています。
普段はあまり気に留めないような部分かもしれませんが、この機会に造本に込められた思いをまるごと味わい尽くして頂けたら嬉しいです。
来場特典もございますのでぜひ足をお運びください。
以下、ナナロク社さんより
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「詩と造本展」では一冊の魅力を、用紙や装丁、造本の面からご紹介します。
本の内容が異なるように、作品の器となる本の「造り」も実に多様です。解説のパネルには造本の特徴だけでなく、仕様から紙の名前まで細かく記しています。同じ内容のカードも18冊分ご用意しました。来場特典として、1冊ごとに1枚まで、ご自由にお持ち帰りください。
また、実物見本(つまり本です)も展示いたします。傷んでしまって再出荷できない本に、ぺたぺたと紙の名前や説明を付箋ではっています。実際に手にとり、開いたりめくったりと、本をまるごと味わってください。
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<来場特典>
・造本の紹介ポストカード(全18種)
→1種につき1枚まで、お好きなものをお持ち帰りいただきます。
・『あたしとあなた』本文用紙のサンプル
→この詩集のためだけにつくられた紙です。
また、書籍の他に、歌集『玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ』より生まれた
「短歌アクリルキーホルダー」も販売します。