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あなたのルーツを教えて下さい
安田菜津紀

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入管問題、ヘイトデモ……分断の先に15人が見つめた「共に生きること」

フォトジャーナリスト・安田菜津紀は、一人ひとりの複数性やアイデンティティと向き合う取材を今も続けている。紛争から逃れ命がけの旅をした人、多文化な街を守ろうと声をあげてきた人、15年かけて寿司屋を開いた人など、日本社会で共に生きる人々の姿を捉えた15章。

【目次】
◉なぜ、父は自身の「ルーツ」を隠してきたのか?
◉ベトナムから一人、木造船で海へ/南雅和
◉ロヒンギャとしてのルーツを隠し生きた日々の先に/カディザ・ベゴム
◉日本でもドイツでも、自分の存在は「他者」だった /牧野アンドレ
◉「なんでガイジンが」と言われても続けた寿司修業/マウン・ラ・シュイ
◉「自分は何人か」から始まった、朝鮮半島ルーツの人々を訪ねる旅/ちゃんへん.
◉自ら選んだ「名乗り」、「違い」という宝/中村一成
◉なぜ、「ともに」を目指し続けるのか? 川崎、桜本を歩く
◉ラップという、暴力ではない表現を得て/ジュニオール・ヘスス
◉カメルーンから日本へ、絵を通して人とつながった原点/星野ルネ
◉堂々と私でいられる場所をニホン語の中につくる/温又柔
◉8歳まで「無国籍」、伝えたかった「ママの人生は間違ってなかった」/三木幸美
◉二つの国の「ジャーナリズム」に触れて/房満満
◉いつの日かジャスミンの香る故郷シリアへ/ガムラ・リファイ
◉なぜ、その命は奪われたのか? ウィシュマさんの生きた軌跡をたどって

◉おわりに 取材を振り返って
◉主要参考文献

安田菜津紀
1987年、神奈川県生まれ。Dialogue for People(ダイアローグフォーピープル)所属フォトジャーナリスト。16歳のとき、「国境なき子どもたち」友情のレポーターとしてカンボジアで貧困にさらされる子どもたちを取材。現在、東南アジア、中東、アフリカ、日本国内で難民や貧困、災害の取材を進める。東日本大震災以降は陸前高田市を中心に、被災地を記録し続けている。著書に『それでも、海へ 陸前高田に生きる』(ポプラ社)、『写真で伝える仕事 ―世界の子どもたちと向き合って―』(日本写真企画)他。上智大学卒。現在、TBSテレビ『サンデーモーニング』にコメンテーターとして出演中。

出版社: 左右社
サイズ:12.9×2×18.8cm  319ページ
発行年月:2022/2/22

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