「能力」の生きづらさをほぐす
勅使川原 真衣/磯野 真穂
¥2200(税込)
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生きる力、リーダーシップ力、コミュ力…
◯◯力が、私たちを苦しめる。
組織の専門家が命をかけて探究した、他者と生きる知恵。
前職では「使えないやつ」が、現職では「優秀」になるのはなぜ?
移ろいがちな他人の評価が、生きづらさを生み出す能力社会。
ガン闘病中の著者が、その実態を教育社会学と組織開発の視点でときほぐし、
他者とより良く生きる方法を模索する。
「『能力』にすがってしまうのは、
不確定な人生を少しでも確かだと思いたい、
私たち人間の弱さゆえなのでしょう」
執筆伴走 磯野真穂さん(人類学者)
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職場や学校、家庭で抱えるモヤモヤを
なかったことにしたくないすべての人へ
「行きすぎた能力社会じゃ、幼い子どもを残して死にきれない!」
ガン闘病中の著者が贈る、まさかのストーリー。
――ときは、2037年。急降下した
上司の評価で病める息子を救うため、
死んだはずの母さんがやってきた!?
「人事部が客観性の根拠として、人材開発業界を頼っているわけだね。
ふむ、とすると、『能力』なんて幻とかなんとかうそぶきながら、それを飯のタネにしてきたのは、やはり母さん、あなたのいた業界じゃないか。」(本文より)
執筆に伴走した、磯野真穂さん(人類学者)も言葉を寄せる。
出版社: どく社
サイズ:264ページ 12.8 x 1.8 x 18.8 cm
発行年月:2022/12/21