差別はたいてい悪意のない人がする
キム・ジヘ/ユン・イキョン
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社会の中に溢れている「無意識の差別」とどう向き合っていくべきか。個人的には偏見や固定観念が表れやすい言葉があるなぁと感じていて、例えば、普通は○○、○○なのに、〇〇だからなどです。これらの言葉が自分から飛び出たときは、誰かを差別していないか注意が必要だと思っています。前回ご紹介した本ともつながってくる内容だと思いますので、ぜひ合わせて読んでいただきたいです。
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性差別、LGBT、外国人、障害者…あらゆる差別は、マジョリティからは「見えない」。私たち自身の中にある思考のバイアスと、日常の中にありふれた排除の芽に気づき、真の多様性と平等を考えるための思索的エッセイ。
【目次】
プロローグ――差別が見えますか
I 善良な差別主義者の誕生
1章 立ち位置が変われば風景も変わる
2章 私たちが立つ場所はひとつではない
3章 鳥には鳥かごが見えない
II 差別はいかにして不可視化されるのか
4章 笑って済ませるべきではない理由
5章 公正な差別は存在するか
6章 排除される人々
7章 「私の視界に入らないでほしい」
III 差別と向き合う私たちの姿勢
8章 平等は変化への不安の先にある
9章 すべての人のための平等
10章 差別禁止法について
エピローグ
訳者あとがき
解説 韓国における差別禁止の制度化とそのダイナミズム(金美珍)
参考文献
出版社: 大月書店
サイズ:256ページ
発行年月:2021/8/26