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夏みかんの午後
永井宏

¥2200(税込)

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美術作家であり、エッセイや詩を数多く残した永井宏さんは、数編の愛すべき小説も残していました。本書は2001年に永井さん自らが運営していたマイクロプレス「サンライト・ラボ」から出版されて以来、静かに読まれ続けてきた作品の復刊です。

主人公は何かが始まる予感を胸に東京を離れ、海辺の町・葉山で暮らしはじめたフードスタイリスト、志田エリ31歳。大都市と郊外、何かに追いかけられるような時間と、手を動かし、ものを作るささやかな生活……自分の価値観とともに海辺に暮らす人々と出会い、少しずつ解放され自分の時間を生きはじめた女性の姿を描く、すがすがしい短編。貸しボート番のアルバイトを始めたフリーライターの淡い恋を描く「砂浜とボート」を併録。20年以上の時を経て、なおこころに響く海辺のフォークロアです。

出版社: 信陽堂
サイズ:176ページ
発行年月:2023/10/2

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