体の贈り物
柴田元幸/レベッカ・ブラウン
¥2420(税込)
商品サイズ1:2冊まで 送料220円〜
アメリカの作家、レベッカ・ブラウンの代表作を復刊。
逃れようのない死の前で、料理を作り、家を掃除し、洗濯をし、入浴を手伝う。
喜びと悲しみ、生きるということを丸ごと受け止めた時、私は11の贈り物を受け取った。
エイズ患者とホームケア・ワーカーの交流が描き出す、悼みと希望の連作短篇。
著者書き下ろし「『体の贈り物』三十年後」を収録。
金井冬樹の装画による新装版。
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“横溢するケアに包まれました。ホームケアワーカーの「私」が派遣されるのは死の恐
怖に向き合う患者たちのところ。ケアする側が彼ら、彼女らの生を“尊重されるべき
もの”として丸ごと抱擁するとき、曇っていた生がみるみる輝きを取り戻していく。
まさに奇跡のような贈り物。”
小川公代
“透きとおるような日本語で訳されたこの小説集における、死にゆく人々の生を支える主人公の冷静さ、
心身の痛みにたいする想像力の深さ、そこから生まれる交流のぬくもりは、
いま、世界でなにより大事なものに思える。”
木村紅美
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《目次》
汗の贈り物
充足の贈り物
涙の贈り物
肌の贈り物
飢えの贈り物
動きの贈り物
死の贈り物
言葉の贈り物
姿の贈り物
希望の贈り物
悼みの贈り物
謝辞
『体の贈り物』三十年後
二〇二五年版訳者あとがき
*レベッカ・ブラウンと柴田元幸のWサイン入り。無くなり次第終了とさせていただきます。
出版社: twililight
サイズ:判型:B6変形 上製本 ページ数:194ページ
発行年月:2025年6月16日